#4 帰宅直後の「子ども(もしくは妻)どう?」の投げかけは気にかけてるようで気にかけていないのかもしれない。
先日以下のニュースを見ました。
育児・家事分担…若手家族の永遠のテーマでしょう。私の家族は今妻が育休中なので上記記事とは環境が違うわけですが、育児・家事分担については色々議論が夫婦間で飛び交っています 。
SNS上でも、ホワイトボードに何か家事を全て書き出して見える化して、「ここから旦那の分担をどうするか…(※この時点では旦那の分担は『 ゴミ出し』のみ)」という投稿をし、独身男子から「仕事じゃねーんだから涙」「これだったら俺独身でいーや」みたいなが地獄絵図が私の周囲でも散見されています…。
冒頭の記事のように、育児・家事時間を夫にもっと担ってもらうということは1つの課題として、その前に少しでも妻へできることはないか考えたことがあり、少しそれで良化傾向がみられたので、今回はそのことについてまとめてみます。
▪「子ども(もしくは妻)どう?」という言葉の曖昧さと危うさ
大前提として、妻は「自分のとこを気にかけてほしい」と思っています。これは子どもがいようがいまいが同じでした。
この前提に則って、以前は仕事から帰る度に「〇〇[子ども(もしくは妻)の名前]今日どうだった?」ときいていました。しかし、この投げかけはほぼマイナスな返事をもらうことが多かったのです…。
愚痴をきくのも妻のためならば…と思うものの、もう少し返答をプラスの方向に絞れないかと考えました。
▪会話に連続性を持たせる
「今日どうだった?」という曖昧な投げかけでは、妻の頭に1番先に浮かんだ印象深いことが返ってきます。育児は常にしんどさを日々増していくので、これではマイナスの返答になりがちになります。
そこで「昨日聞いた話から、どのように変化したか?」をきくことにしました。例えば…
- 「この前、『 昼はあんまり寝られなくなった』って言っていたけど今日どうだった?」
- 「昨日、『 昼ごはんあまり食べなくて…』って言ってたけど今日はこの前より食べられた?」
- 「昨日雨だったから外出られなくてしんどかっただろうけど、今日は晴れたからお出かけしたの?」
というような感じで、常に「この前よりどうだったか?」を投げかけ続けました。すると、良くなった日は必ずそのことを話してくれますし、「何で今日は良かったか」も話してくれます。このことで今日の成果の再現性が高まってきます。こうして繰り返す愚痴は少しづつ減ってきました。
当然毎日良くなるということはなく、「今日もダメだった…」という日もあります。それでも、今日したことを話してもらい、明日チャレンジして同じように投げかけ続けると、少しづつ良い方向に向かって言っているのを感じます。